英語試験 どれを受ける?

英語試験はどれを受けるべき? 未分類

こんにちは、mihoです。

英語の伸びを何か資格やスコアとして残したいと思った時に、どの英語検定/英語試験を受ければ良いのだろうと思うことあると思います。

今回は日本でよく知られている試験と語学留学をする際によく耳にする試験3つのお話をしていきます。

自分がその試験の結果をどう活かしたいかによって受けるべき試験は変わってきますので、是非参考にしていただければと思います◎

日本でよく知られている英語試験

①実用英語技能検定(英検)

これはきっとほとんどの人が知っていますよね。

学校なんかでも生徒に受けるようにアドバイスすることが多いと思います。

私も自分が高校生だった時に英検を頑張って受けていた記憶がありますし、自分が教員をやっていた時は生徒に受けるように促進していました。

英検は日本ではやはり知名度が高いので、履歴書などに書いても良いですし、取ったら一生ものですので、一つ取っておくには良い資格ですね。

②TOEIC Listening&Reading Test

こちらもよく耳にしますね。また受験したことがある人も多いのではないでしょうか。

就職活動の際にもTOEICのスコアを取って書けるようにしたい!という人は多いと思います。

ただTOEICのListening&Reading Testに関しては、正直に言うとテクニックを学べばスコアが取れてしまう試験でもありますので、英語力をはかるという意味では100%信用度が高い試験ではないです。

ただもちろん基礎力やスピード感のあるリーディングの力などが必要になってきますので、ストラテジーだけでなくある程度力のある人が高いスコアが取れるようになるというのも事実です。

日本ではTOEICは認知度が高く、また評価されるものですので日本での就職活動には高いスコアを持っておくことがメリットにはなるのかなと思います。

海外だとTOEICってほぼ見られるポイントではなく、TOEICのスコアを重視する国は日本、韓国、フランスくらいです。日本でも最近疑問視されているかもしれませんが、まだまだTOEICスコアを基準にしている企業は多いですよね。

③GTEC

こちらは大人よりももしかしたら学生のほうがよく知っているかもしれません。

ベネッセが作っている英語のテストで、GTEC Junior(小学生~中1)、GTEC(中学生、高校生向け)、GTEC (大学生、社会人向け)の3種類があります。

※さらにレベルによって10の問題タイプがあります。詳しくは公式サイトをご覧ください。

大学入試にも活用できる試験として、近年受験者数は増えている試験となります。

大学生や社会人向けのGTECであれば、海外留学や就職活動にも役立てられる試験とされています。

私が勤めていた高校でもGTECについては全校生徒に受験をさせていましたね。

海外で作られている英語試験

①IELTS(アイエルツ)

留学を考えている方などは聞いたことがある試験だと思います。

前に違う記事でも少しだけ触れていますが、IELTSはケンブリッジ大学英語検定機構が作成しているテストです。

IELTSジェネラルモジュールとIELTSアカデミックモジュールの2種類。

基本的に海外留学(専門学校や大学進学)などを検討している場合、IELTSアカデミックのスコア証明が必要になります。(学校によってはその他の試験で同等の英語レベルが証明できればIELTSのスコアなしでも入学できます)

一方ジェネラルモジュールは海外移住などの際に基準になる英語力を証明するためのテストとしてよく知られています。

IELTSはかなりクセのあるテストと言われており、対策をしっかりする必要があると思います。

スコアはTOEICと同じで2年で失効します。

②ケンブリッジ英検(Cambridge ESOL examination)

こちらも語学留学などを検討している方は聞いたことがあるかもしれません。

簡単に言ってしまうと「世界共通の英検」というようなイメージです。

IELTSと同じでケンブリッジ大学英語検定機構が作成しているテストで、かなりこちらも難しいテストです。

IELTSと比べると学問的に使われるというよりは、日常で使える英語という印象が強いです。

ヨーロッパの学生なんかは就職活動のためにこの試験に合格するため、海外へ留学をして試験対策コースを受けている人も多いです。

レベルは5つ(KET, PET, FCE, CAE, CPE)とありますが、日本人の方で挑戦するのが多いのはFCE(大体Upper-Intermediateレベル),CAE(Advancedレベル)かなと思います。

こちらは合格(Aグレート、Bグレード、Cグレード)/不合格で判定が出て、取ったら日本の英検と同じで一生ものです。

私もケンブリッジ英検を受けたことがあるのですが、日本人の私にとってはリスニングが難しい。。。TOEICとは比べ物にならないです。

またその他の問題もしっかりとした英語力がないと解けない問題も多いので、かなり力にはあると思います。

③TOEFL(トーフル)

これは私も大学生の時に受けていました。(ITP)

種類は2つ、iBT(Internet-based-test)とITP(Institutional test program)です。

一般的に言うTOEFLはiBTのことです。

ITPは大学のクラス分けなどに使われています。なので私も受けていたんですねー笑

TOEICよりも断然難しく、実践的です。

TOEFLは主にアメリカなどの海外の大学に進学するときなどに英語力判定で基準となるテストです。海外移住の際などにも使われるスコアです。

まとめ

本当の英語力をはかるという意味では海外の英語試験の方が難しく、実用的なものが多いイメージです。

もちろん個々によって英語力をどう証明したいかは異なりますので、自分の目的(留学、就職)などに合わせて受ける試験を検討してもらうと良いと思います。

ケンブリッジ英検についてはまだまだ日本での知名度が高くはないので、就職と考える時に知らない企業もあります。ただ外資系企業などは知っていますし、知らない企業であっても他のテストで言うとこのくらいというのが伝えられれば問題ないと思います。

私は個人的には大学進学等を考えていないのであれば、ケンブリッジ英検を受けてみると良いのかなと思っています。

皆さんも自分に合った試験を探して受けてみてくださいね!

 

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