こんにちは:)
オーストラリア政府は2021年後半からオーストラリア人(国籍)と結婚した人の永住権の要件に「英語力」を加えると発表しました。
オーストラリア人と日本人のカップルって結構多く、私も留学の仕事をしていますが、友人や関係者でもよくいます。
国際カップルにとってビザ問題はかなり重要ですよね。
この記事では国際結婚を経てのオーストラリアでの永住権取得の現状と今回発表された変更についてなどお話していきます。
オーストラリアに彼や彼女がいる方は要チェックです。
ロマンスからオーストラリア永住は甘くない
タイトルが少々きつめですが、国際結婚自体が中々大変なものではありますよね💦
私の周りではオーストラリアだけでなく、イギリスやアイルランドなど他の国に結婚を機に移住している人がいますが、みんなビザ申請については大変そうでした。
またどこの国も年々厳しくなっているなと思わせます。
その中でもオーストラリアは比較的簡単にパートナービザや配偶者ビザが取れるイメージでした。
簡単といってもたくさんの壁はあるのですが・・・
まずは現状からみていきましょう。
現在のオーストラリア配偶者ビザの種類
一つ目は「Prospective Marriage Visa(Subclass300)」です。
直訳すると「見込みのある結婚ビザ」笑
要するに婚約者がいて、パートナービザや永住権を申請するまでにその婚約者とオーストラリアで一緒に住むために一時的に取得できるビザです。
ちなみにこのビザを申請してから下りるまでの時間は26~30か月。
ビザが下りるまでの間に別れたら・・・💦
二つ目は「Partner Visa(Subclasses 820 and 801)」です。
そのままです。パートナービザ。
なのでオーストラリア国籍やオーストラリア永住者と結婚しているか、事実婚関係である場合に申請ができるビザです。
※結婚している場合はまだしも、事実婚の場合は関係の証明などものすごく大変と聞きます。なので関係が浅い場合は婚約をして、Prospective Marriage Visa(Subclass300)で一緒に住みながらパートナービザの申請準備をしたほうが賢そうです。
まずはSubclass820のパートナービザから↓
このビザが下りるまでに通常かかると言われているのは23~27か月です。
続いて最後の目標Subclass801のビザについてです。
ビザ費用については追加で支払うもの(無犯罪証明取得や健康診断を求められた場合はお金がかかります)がなければかかりません。
※Subclass820と申請は一体になっています。
ちなみにこのビザが下りるまでは11~22か月かかります。パートナービザ取得までに結果トータルでものすごい時間かかります💦平均は2年以上か・・・中々ですね。
ここまでのビザの取得の流れを見ても国際結婚の壁は大きく感じますね。
本当に愛がないとやっていけない感じがあります。
ただここまで厳しくするというか時間がかかるのには理由もあります。
私もオーストラリアに住んでいたことがあり、オーストラリア人の友達からも聞いていた話なのですが、やはり「ビザ目的の結婚」というのもあるらしいのです。
私もゴールドコーストで60代くらいのおっちゃんにビーチで話しかけられ、「オーストラリアにずっと住みたいか?」と聞かれたことがあります😂
どうやら彼は結婚していないオージー男性(おそらくおじさん)とオーストラリアに住みたい女性をくっつけているようでした。
彼自身もなんと20代の中国人の恋人がいると言っていました笑
なるほど・・・
永住ビザ申請要件に英語力追加!
正式にどのくらいのIELTSのスコアが必要などという指標はまだ発表されておらず、数か月以内に発表されるとのこと。
オーストラリア政府としては、「英語の実用的な能力か、英語を学んだ相応の努力を示すことが必要」ということを言っています。
この発表を受けて、実際には「人種差別だ」、「ハードルがまた高くなってしまった」などという声があがっているようです。
私の意見としては「最低限生活に困らない英語力は身に付けるべき(実践的な英語力は必要)」と思ってしまうのですが、一般的または本人たちからしてみると違うのかもしれませんね。
語学習得は時間のかかること、また大人になってから習得する場合はより大変さがあるということなのでしょう。
また相手(オージー)が日本語堪能であればお付き合いしている間、英語力がそこまで必要ない場合もありよね。
ただそこに甘えず、いずれどちらかの国に住むことになるだろうということを想定して、「お互いがどちらの言語も勉強する」というのは必要なのかと思います。
私は日本語能力が高い外国人の方と付き合ったことがないのですが、移住どうのこうのよりもまず関係を築く上で、やはりコミュニケーションにおいてフィーリングだけでなく語学力は必須だと感じます。
でも日本語が少しできる人ともお付き合いしたことがあってそうなるとついつい日本語を使ってしまうこともありますね。難しい・・
とにかくお互いの協力が必要ということ!
まとめ
国際結婚は中々大変ですよね。
しかし、そんな大変さを越えて結ばれたら強い絆なのかもしれません♡
現在国際恋愛されている方も今後される方でも、一つ一つの壁をマイナスなイメージでとらえるのではなく、プラスに考えて一歩ずつ進んでいけるとよいですね◎
最後までお読みいただきありがとうございました。
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